飼い主

こんにちは!キャットヘルスアドバイザーの彩です(^-^)

新たに猫を迎えたい、猫と一緒に引越す予定があり、一緒に暮らせる物件を探している飼い主さんもいるでしょう。

猫と賃貸で暮らす場合、守らなくてはならない最低限のルールやマナーがあります。

そこで今回は、賃貸で猫と暮らす際に必要な対策や近隣住民へのマナーなどについてご紹介!

退去費が高額になった我が家の失敗例もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

賃貸で猫と暮らすときに必要な対策

  賃貸で猫と暮らすときに必要な対策

ペット可の賃貸物件でも、猫と一緒に暮らす場合はいくつか注意が必要です。

入居時からしっかり対策しておかないと「退去費が高額になってしまった!」なんてことも…。

まずは賃貸で猫と暮らす際に必要な対策を5つご紹介します。

対策①壁への爪研ぎ

猫と暮らすうえで1番深刻なのが、壁や柱などに爪研ぎしてしまうこと。

猫ちゃんによっては、専用の爪研ぎを用意しても壁や柱で爪研ぎしてしまい「気がついたら家のあちこちに爪研ぎ跡が残ってしまった」ということもあります。

そこで、壁への爪研ぎ対策として最も効果的なのが「壁保護シート」です。

我が家が新居に入居したときは、家具の搬入前に壁前面にシートを貼りました。

シート代で約2万円ほどかかりましたが、退去時に高額な修繕費がかかることに比べたら圧倒的に安いです!

対策②トイレのニオイ

猫のオシッコのニオイはほかの動物に比べて強いので、トイレの置き場所や粗相したときの対策も重要です。

猫がトイレを失敗することは滅多にありませんが、引越し直後は環境が変わりストレスでトイレを外してしまうこともあります。

オシッコが床や壁についてしまうと、ニオイが染み込んでしまい退去時の問題になることも。

トイレは設置する周辺の場所に、あらかじめペットシーツを敷いたり、防水シートを貼ったりしておくとニオイや汚れが染み込まず安心です。

対策③床のキズ

猫は普段の生活や歩くときは爪を肉球の中にしまいます。

しかし、走り回ったり猫同士で戯れあったりする際に爪が出てしまい、床が傷つくことも。

猫の爪は細く鋭いので、そのまま放置すると床に無数の傷がついてしまいます。

飼い主

猫が走り回るときに爪を出してカシャカシャ滑っているのをよく見かけるな〜…

退去時のフーリングの張り替え費用の相場

4.5畳6畳8畳
複合フローリング約8~11.6万円約11.5~16.5万円約15~21.5万円
防音フローリング約11.5~16.1万円約16.5~21.5万円約21.5~29.9万円
むく材のフローリング約10.5~15.4万円約15~22万円約19.5~28.6万円
※リフォームタイムズ【SUUMO】より引用

対策④お風呂場の抜け毛

長毛種の場合、定期的にお風呂に入れて飼い主さんによるメンテナンスが必要です。

猫をシャンプーするときは、抜け毛で排水溝がつまらないよう、毛取りネットを取り付けてあらかじめ対策しておきましょう!

細かい被毛もしっかりキャッチ!

対策⑤脱走対策

猫が脱走すると、交通事故やそのまま再開できなくなることもあるため、十分な対策が必要です。

具体的な脱走対策は以下の通りです。

  • 網戸にストッパーをつける
  • 玄関に脱走扉を取り付ける
  • ベランダに柵を取り付ける

猫の脱走経路で非常に多いのが「網戸」と「玄関」です。

掃除のときなど頻繁に網戸を開ける機会があるご家庭では、安価で対策できる網戸ストッパーがおすすめです。

「差し込み式」で設置簡単!網戸ロック・窓ストッパー

玄関の脱走対策には、賃貸でも簡単に取り付けられるこちらの商品がおすすめです。

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DIY動画を参考に、ご自身で脱走防止アイテムを作ってみるのもいいですね!

近隣住民への配慮も忘れずに

  近隣住民への配慮も忘れずに

アパートやマンションの場合、ペット可物件だからといって住民全員がペットを飼っているという訳ではありません。

中には、猫アレルギーの方がいたり動物が苦手な方もいます。

入居前は上下左右の住民に、猫を飼っていることをあらかじめ伝えておくと安心です。

上記を踏まえたうえで、ペット可物件で猫と暮らすときに最低限守るべきマナーをみていきましょう!

完全室内飼いにする

猫の病気や怪我、事故を守るためにも現在では猫の室内飼いが一般的です。

放し飼いにすると、近所の方が所有する車に乗ってしまったり、糞尿などを巡るトラブルになってしまうことも

また、近所の猫や野良猫と喧嘩になって近隣住民の迷惑になる可能性もあります。

猫を外に出す際は、リードや首輪を着用し必ず近くで飼い主さんが見守るようにしましょう。

避妊・去勢手術をする

猫の繁殖力は高く、避妊・去勢手術をしないとすぐに子猫が産まれてしまいます。

また、避妊・去勢手術をしておくことで、発情期の大きな鳴き声や脱走の予防にも効果的です。

とくに、オス猫が発情期に壁や柱にオシッコを飛ばすスプレー行動も防ぐことができます。

猫が発情期に発する鳴き声は、非常に大きく騒音トラブルになりやすいので、早めに獣医師さんに相談してみましょう!

みけぽん

猫の避妊・去勢手術は生後6ヶ月ごろが望ましいと言われているよ!

防音対策をする

猫は高いところが好きな動物なので、マンションやアパートの場合は飛び降りた際の「着地音対策」が必要です。

遮音カーペットやコルクマット、低反発マットなどを活用し、可能な限り対策しましょう。

ひげちゃん

爪が引っかからないもの、誤飲・誤食の心配がないものを選んでね!

【退去費が高額に!?】我が家の失敗事例

  【退去費が高額に!?】我が家の失敗事例

先日、我が家も猫2匹とうさぎ、夫婦2人で長距離の引越しを経験しました。

賃貸→賃貸だったのですが、その際の退去費用がなんと…。

最初からしっかり対策していたわけではなかったため、高額な金額になってしまいました。

実際の被害の様子はこちら↓

賃貸 退去費用 実際の写真

壁はもちろん、ドアフィルムも剥がしています…。

退去時にこのような結果にならないためにも、入居前からしっかり対策しましょう!

飼い主

今のお家は入居前にしっかり対策しました👍

猫 賃貸 壁 対策