三毛猫のオスが産まれる確率は？三毛猫の種類や性格、三毛猫グッズもご紹介！

幸運を招く猫として招き猫のモチーフにもなった「三毛猫」。

とくに、三毛猫のオスが産まれる確率は極めて低く、その理由は遺伝子の異常によるものと言われています。

今回は、三毛猫のオスが産まれる確率や三毛猫の種類、性格について解説！

記事の最後では、三毛猫をモチーフにしたグッズもご紹介しているのでぜひご覧くださいね。

三毛猫の定義は？

三毛猫は日本猫を象徴する柄の一種で、「黒・茶・白」の3色のカラーを持つ猫のことです。

つまり、色がはっきりしていなくても「黒・茶・白」のいずれかの色があれば三毛猫に含まれます。

日本では見かけることの多い三毛猫ですが、海外では少し珍しいようで「三毛を持った日本猫のみ」が三毛猫と呼ばれることもあるようです。

三毛猫のオスが産まれる確率は3万分の1

三毛猫は遺伝的な要因で、ほとんどの場合はメスとして生まれてきます。

オスが産まれる確率は極めて珍しく、約3万分の1程度と言われているようです。

ここでは、三毛猫のオスが珍しいと言われている理由について見ていきましょう。

遺伝子の異常が関係している

三毛猫のオスが珍しい主な理由は、猫の毛色を決める遺伝子にあります。

三毛猫のオスが産まれる理由は、染色体の異常によるもの。

何らかの理由により「X染色体」の数が多くなることでオスが産まれることがあるようです。

とくに珍しい三毛猫

オスの三毛猫だけでなく、オッドアイの三毛猫も珍しいと言われています。

オッドアイとは、猫の目の色が左右で異なることです。

一般的には白猫に多い傾向にあるものの、オッドアイの白猫が産まれる確率は約25％と低め。

三毛猫のオッドアイは、白毛の割合が多い子や二毛猫に産まれることもあり、その場合は白猫よりも珍しいためかなり希少な存在と言えるでしょう。

500万円の三毛猫がいる

広島県のペットショップでは、過去にマンチカンのオスの三毛猫が誕生し、500万円で販売されていました。

埼玉県のペットショップの看板猫として在籍する、オスの三毛猫「神（じん）くん」は、メインクーンのダイリュートキャリコ（色の薄い三毛猫）。

オスの三毛猫に加えて、色が薄いダイリュートキャリコはとくに希少な存在ということから、3,000万円という最高額になったと言われています。

三毛猫の歴史

日本では古くから「日本猫」と呼ばれる猫種が親しまれてきました。

日本猫は、丸い顔や短い被毛、短いしっぽなどが特徴で、白や茶色、黒、灰色などが組み合わさった様々なカラーバリエーションも魅力のひとつ。

とくに、短いしっぽが特徴のジャパニーズボブテイルは、海外で日本猫の象徴として浸透しており、1973年に初めて純血種と認定されました。

第二次世界大戦以降、海外から様々な猫種が持ち込まれたことで交配が進み、現在の三毛猫に至ります。

日本原産の種である三毛猫は世界的には珍しく、海外ではあえて日本から三毛猫を買い求める愛好家もいるようです。

三毛猫の性格・特徴

三毛猫の性格や特徴は以下の通りです。

もちろん、猫が育った環境や飼い主さんとの関係性などによって異なるものではありますが、上記の特徴から三毛猫は「猫の中の猫」と言われることもあります。

プライドが高く、自由気ままな傾向にあるので人との距離感を保ちながら、自分が甘えたいときにだけ擦り寄ってくるツンデレな性格が魅力。

母性が強いのは、三毛猫のほとんどがメスであることが関係しているかもしれません。

性格がきついって本当？

先述の通り、三毛猫はプライドが高く自由気ままな性格の子が多いことから「きつい性格」と言われることもあるようです。

猫同士の好き嫌いも激しいため、気に入らない猫がいるとすぐに喧嘩になってしまうことも。

一方で、愛情深く自立心が強いという一面もあります。

飼い主さんとのコミュニケーションの取り方によっては、穏やかな性格で子猫や飼い主さんの赤ちゃんに愛情を持って接してくれることもあるでしょう。

三毛猫の模様と種類

「黒・茶・白」の3つの毛色を持つ三毛猫。

配色の割合や柄の現れ方、色の濃さなどによっても細かく分類されます。

三毛

三毛は、模様がなく黒・茶・白の3色の毛色がはっきりしていて、黒の部分が多いのが特徴です。

日本原産の純粋な三毛で、海外では珍しく高い人気を誇ります。

近年では、様々な猫との交配が進み飛び三毛や薄三毛などほかの種類も誕生しているため、希少価値が高まっているようです。

飛び三毛

飛び三毛は、黒・茶・白の割合のうち、白の割合が多い三毛猫です。

白をベースに黒や明るい茶色のぶち模様がところどころに見られ、色が飛び飛びに入っているのが特徴。

ニオイや音に敏感で、やや神経質な猫が多いと言われています。

薄三毛

薄三毛は、その名の通り毛色がやや薄い三毛猫です。

黒い部分はグレー、茶色の部分は薄い黄色と、ほかの三毛猫に比べて淡い色合いが特徴的。

額にはラインやM字模様が入っており、シルバーの遺伝子が入ると被毛の根本が白くなり、柔らかく優しい印象になります。

縞三毛

縞三毛は黒・白・オレンジに近い茶色の被毛で、黒とオレンジに近い茶色が縞々になっているのが特徴です。

薄三毛よりも色が濃く、縞模様が入っているのでトラ猫のような雰囲気があります。

三毛猫がいる猫種は？

日本猫のイメージが強い三毛猫ですが、三毛猫が産まれやすいとされる純血種も多く存在します。

次に、三毛猫がいる猫種について見ていきましょう！

スコティッシュフォールド

折れた耳が特徴のスコティッシュフォールド。

スコティッシュフォールドの三毛猫は珍しく「幸運を運ぶ猫」と呼ばれることもあるようです。

甘えん坊で人懐っこい性格なので、初心者でも飼いやすいと言われています。

マンチカン

まんまるな顔が可愛らしいと人気のマンチカン。

洋風な顔立ちに和風の三毛柄が入るので、特徴的な印象になります。

短足ゆえに、ちょこちょこ歩いたり一生懸命手を伸ばす姿が可愛らしく、多くの人から愛される猫種です。

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは、長毛の毛に覆われた大型の猫種です。

ノルウェージャンフォレストキャットの三毛猫は、縞三毛で色が薄い子が多いのが特徴。

ふわふわな毛並みを強調させる、柔らかいパステルカラーが魅力的です。

混血種（雑種）

三毛猫で最もメジャーなのが、混血種の三毛猫です。

混血種の猫が様々な遺伝子を持っているため、黒・茶・白の毛色がはっきり現れやすいと言われています。

三毛猫は縁起がいいって本当？

三毛猫は、招き猫の象徴でもあり縁起がいい猫として知られています。

三毛猫が幸運を運ぶと言われる主な理由は、三毛猫が持つ黒・茶・白の3色の「三」という数字が縁起がいいと言われているからです。

また、黒・茶・白のそれぞれの色にも縁起がいいと言われる理由があります。

オスの三毛猫は船の守り神として大切にされた

先述の通り、オスの三毛猫は希少な存在であるため、昔から縁起がいいとされてきました。

オスの三毛猫は「天気を予知できる」という言い伝えから、船上の守り神として大切にされていたようです。

三毛猫に人気の名前は？

皆さんは三毛猫を迎えたらどんな名前をつけてあげたいですか？

今回は、三毛猫を飼っている飼い主さん100人に人気の名前をアンケートしました！

これから三毛猫を迎える方は、ぜひ参考にして見てくださいね。

三毛猫に多い名前ランキング、堂々の第1位は「みーちゃん」。

三毛猫の飼い主さん100人のうち、19名の方が「みーちゃん」という名前をつけているようです。

そして、次に多かったのが「ミケ」。

「みけみ」や「みけこ」などの頭に「みけ」がついた名前も多い印象でした(^_^)

飼い主さんからは、「シンプルで呼びやすい！」「名前が短いから猫が覚えやすい！」といった声が寄せられていました。

可愛すぎる！三毛猫グッズ3選

猫をモチーフにしたアイテムや愛猫にそっくりなグッズを見かけると、ついつい手が伸びてしまいますよね！

最後に、三毛猫をモチーフにした可愛いグッズを3つご紹介します。

三毛猫クッキー

猫の後ろ姿が愛らしい、手作りアイシングクッキー。

三毛猫やアメリカンショートなど、全6種類の中から愛猫に似たクッキーをオーダーメイドできます。

6文字までなら名前入れも可能。

自分へのご褒美としてはもちろん、ちょっとしたギフトとしても喜ばれそうですね！

三毛猫足拭きマット

三毛猫の顔がモチーフになった、足拭きマット。

三毛猫以外にも黒猫やハチワレなどがあり、可愛すぎて踏めなくなりそう…。

キッチンマットや玄関マット、バスマットなど、幅広い用途で使用できます。

三毛猫ポーチ

三毛猫のお顔と尻尾が付いた、がまぐちタイプの小物ケース。

ふわふわした触り心地と程よい大きさで、薬入れや小銭入れなどに使えます。

三毛猫以外にも、白猫やハチワレ猫があり内側はカラフルなデザインなので気分も上がりそうです♪

まとめ

今回は、三毛猫の特徴や性格、人気の名前などについてご紹介しました。

三毛猫のオスが産まれる確率は、とても低く約3万分の1とかなり希少な存在です。

性格にも特徴が現れやすく、猫らしいツンデレな性格が魅力。

三毛猫の特徴を理解しお迎えしたら、愛情を持って家族として大切に過ごしてあげてくださいね(^_^)

こちらの記事もおすすめ！