愛する猫のために一度は「手作りごはんを作ってみたい!」と思ったことはありませんか?
手作りスープなら猫に不足しがちな水分をおいしく補うことができます。
とくに冬場は、水分が不足しやすくぬるめの水を好む傾向にあるのでスープがピッタリ。
そこで今回は、炊飯器で簡単にできる、チュール入り鶏肉スープをご紹介します。
レシピや具体的な栄養素についても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
材料
飼い主
大根の葉っぱがない場合は、大根の根でもOK!
作り方
1.にんじんと大根の葉っぱを、猫が食べやすいサイズに細かく刻む。
2.炊飯器に手羽元、大根の葉っぱ、にんじん、水を入れ炊飯器のスイッチを押す。
3.手羽元は食べやすいように手やフォークでほぐす。
4.猫が食べれる温度に冷ます。(人肌程度)
5.チュールを半分入れて溶かしながらかき混ぜたら完成!
摂取できる栄養素は?
今回スープに入れる、鶏肉や大根の葉っぱ、にんじんにはさまざまな栄養素が含まれています。
ここでは、それぞれの素材の栄養素や効果についてみてきましょう!
大根の葉っぱ(大根の根)
大根は少量であれば猫に与えることができる食材です。
ビタミンCやビタミンB、鉄分、カリウムなどの猫に必要な栄養素が豊富に含まれており、肥満防止や疲労回復などの効果も期待できます。
さらに、大根に含まれるイソチオシアネートには、がん予防や消化を促進効果もあると言われています。
猫は人間と異なり、ブドウ糖を元に体内でビタミンCを作ることが可能ですが、肝臓機能が低下している猫やブドウ糖が不足しているとビタミンCを作る機能が低下し、不足することもあります。
とくに、高齢の猫は肝臓の機能が低下する傾向にあるため、大根の葉っぱや根などで必要な栄養素を補うとよいでしょう。
にんじん
にんじんは栄養価が高く低カロリーな食材。
猫にとっても栄養価が高く、猫用のケーキやクッキーなどにも使われることも多いです。
ビタミンAやカリウムなどの栄養素が含まれており、食物繊維も豊富なので便通改善の効果も見込めます。
そのほかにも、肌を若々しく保つ効果や疲労回復などのメリットもあり、若いうちから摂取しておくのがおすすめです。
鶏肉
鶏肉はキャトフードの原料になることもあり、タンパク質を豊富に含んでいます。
牛肉や豚肉に比べて脂肪分が少なく、高タンパク低カロリーなので猫に安心して与えられる食材です。
ただし、生で与えたり骨ごと与えたりするのはNG。
猫に鶏肉を与える際は、必ず加熱し茹でたり蒸したりして与えるのがおすすめです。
骨から出る出汁にはたくさんの旨味が含まれており、香りもいいので猫ちゃんの食欲を引き立ててくれますよ!
いざ実食!
結論・・・。
すごく好評!!!!
1分ほどで食べ終わり、想像以上に美味しそうに食べてくれました(^ ^)
食べ方はちょこっと汚いけど、こんな感じで綺麗に完食!
簡単なので、皆さんもぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか(^-^)
猫の手作りごはんは“たまに”でOK!
飼い主さんの愛情がこもった手作りごはんは、特別感があり作る過程も楽しいですよね!
しかし、近年販売されているキャットフードは法律により、高い安全性に基づいて製造されています。
とくに、総合栄養食と記載されているものは「猫の主食」として作られているため、それだけで猫に必要な水分と栄養を補給できる栄養基準が設けられているのです。
猫に必要な栄養素を考慮してごはんを作るのは、専門知識がある飼い主さんでも難しく手作りのごはんだけでは栄養が偏ってしまいます。
猫に手作りごはんを与えるのは、誕生日などのイベント時やおやつタイムなどに与える程度がおすすめです!
まとめ
今回は、水分補給にピッタリのチュール入り鶏肉スープをご紹介しました!
猫に手作りごはんを作ったのは初めてで、想像以上の食いつきに飼い主の私もとっても嬉しくなりました(^-^)
ただし、手作りごはんだけだと栄養が偏ってしまうので、取り入れるときはおやつ感覚で与えてみるとよいですね!
飼い主
Instagramでも紹介しているよ!
こちらの記事もおすすめ!
– キャトヘルスアドバイザー
– 猫の健康管理インストラクター
– 保護猫歴10年
– 2匹の保護猫と暮らす
猫と飼い主さんにとって快適な暮らし、愛猫といつまでも楽しく暮らすための知識を得るサポートをします。